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2012.07.28

手術の日

なんと手術は朝7時半から!!!
朝6時に起こしに来るからシャワーしてね~、と看護師さんに言われる。
手術室に向かうとき、早朝過ぎてCURRYには来てもらえない。麻酔が覚めた頃に来てもらうしかないな、と思い、「子供たちを預けて、11時ごろに来てね。」と伝えておいた。
今回、CURRYが仕事を休んで、家の事、子供の事は色々と助けてくれたけれど、手術や入院に関する事は、私は一人でしなくてはならなかった。日本だときっとそんなことは無かったのかもしれないけれど、病院に行くのも一人、手術に向かうのも一人かぁ~とちょっと寂しくなったりもした。…けど、仕方ない。


フランスって超ハイテクな国なのか、超アナログな国なのか、極端な国だと私は常々思っているけれど、病院もそうだった。病室は普通だけど、手術室に向かうとその世界は映画の中みたいな世界。


朝6時に起きた後、シャワーをして、また睡眠薬を飲んで、待っている…と言っても睡眠薬のせいでウトウトしてるんだけど、男の人二人が迎えに来た。
名前を確認されて、ベッドに寝そべったまま移動。
エレベーターに乗って、そのまま手術室のフロアへ向かう。
途中でベッドから手術台に移り、また寝たまま移動。私に見えるのは天井とすれちがう何人かのスタッフの顔。
色んな人が「Bonjour!」と言っているけど、私に言ってるのか、ベッドを押している男性に言ってるのか分からないので、返事をせずに通り抜ける。


自動ドアが開き、どうやら手術室に着いたらしい。看護師さんが「緊張してない?大丈夫?」と言ってくれたので、「大丈夫。」と答えた。その後、手首の辺りに「少し痛いわよ。」と言われて、注射針を刺され、頭の上の方から男の人の声がしたので、振り返るとぼんやりと男性の顔が見え(眼鏡をしてなくてほとんど見えない)、「ああ、先生かなー?」なんて考えていたら、その後は記憶がなくなった。


全身麻酔ってこんななんだー。


************************

次に聞こえてきたのは、看護師さんの「痛みはどう?」と言う声。少し痛いけど、声を出せるほど目覚めておらず、そのまままた寝てしまった。
また少しして、「痛みはどう?」と言われる。その間、5分くらいの気がするけど、もっと経っていたのかも?
その時は「少し痛い。」と答えた。でもまた寝る。


また少しして「痛みはどう?」と言われ、「少し痛い。」と答えた。
またウトウトしてきたけど、その後は病室まで帰るわよーみたいな雰囲気になって、直訳すると“目覚めの部屋”という麻酔を覚ますための部屋から、病室までベッドのまま移動した。
でも頭はぼんやり。


病室に戻るとCURRYが待っていてくれた。
でも麻酔がちゃんと覚めるまで、寝ては起き、一言二言声を出し、また寝て、、、の繰り返しだった。


途中、喉が渇いたので、水を飲んでいいか看護師さんに聞いて、と、CURRYに頼んだけれど、「『確認して来る』って言ってた」とCURRYから返事があり、そのまま看護師さんからは返事が無かった。考えてみたら、夜中の12時以降飲んでも食べてもダメ、と言われていたので、ずっと飲まず食わず。点滴をしているからお腹はそれほど減らないけど、口の中はカラカラだった。


子供たちの事も気になったので、CURRYには15時半ごろに帰ってもらった。


CURRYが帰った後、別の看護師さんが来たので、水を飲んでいい?と聞いたら、「聞いてくるわね。」と言って、数分後、「ほんの少しだけよ。」と、グラスに1cmほど、水を入れてくれた。

その後、別の看護師さんが来て、「トイレに行った?」「Non.」「水飲んでるの?水飲まなきゃだめよ!!」
ええええええええええーーーーーー?
私は飲みたかったんです。昼過ぎからずっと!!
もー、こういうところがフランスなんです。マルセイユなんです。

と、言う事でその後からトイレに行くために水を飲みなさい、と言われ、がぶがぶのみましたよannoy


しばらくしたら、トイレに行きたくなったので、人を呼んで、「トイレに行きたいんですが、、、」と言うと、「じゃぁ、これにして!」と渡されたのは洗面器みたいな形の入れ物。「飛ばしすぎないでねー」なんて言われて、「え?トイレはダメですか?」と聞くと「今日はダメ。明日からね!」と…。
仕方がないので、ベッドの上で洗面器に座り、頑張ってみるけれど、出ない。
囲まれた空間じゃないから出ない。
しばらく頑張ってみたけどダメ。
もう一度ブザーを鳴らして、人を呼び、出なかった事を伝える。

少ししたら、さっきの人が薬を持ってきた。オメオパチーのだ、と言っていたので、尿意を促すようなオメオパチー(日本だとホメオパティって言うのかな?)かな?と思ったけれど、私の“出ない”は尿意ではないのです。
トイレに行きたいんです。一人で狭いところで座りたいんです。
幸い、その時、二人部屋の同室の人は手術中でいなかったけれど、ベッドが二つ並ぶこの部屋、日本みたいなカーテンはなく、個室的にもなりません。お隣さんが帰ってきたら、どうしたらいいんや~~shock


しばらくは「トイレ行きたい!」を我慢していたけれど、これ、朝まで我慢できるかな?我慢したら膀胱炎とかならへんやろうか??
色々考えながら我慢していた。


でも膀胱炎になってもいかんし、、、と思い、またブザーを鳴らす。
今度は違う人が来た。「あのーオ○ッコしたいんですけど。」と言うと、「トイレ行く?歩ける?それとも○○(洗面器みたいな例の容器)使う?」と・・・。え?!トイレ行っていいの~?
「トイレ行っていいんですか?」「良いわよー。点滴外してあげる。ほら、これをこっちに掛け替えてー、これを外して、、、あ、歩ける?」と・・・。
行けるやん!トイレ!!歩ける!歩ける!歩けますよーー!!
バンザーーーイ!!トイレに行けるーーー♪♪


良かったーーー。これで一安心。


そこからは、来る人来る人、私に「手術の後、トイレ行ったの?」と確認。
日本ではありえないんだけど、血圧測りに来ては「トイレ行った?」「oui.」
検温に来ては「トイレ行った?」「oui.」
具合どう?と聞きに来ては「トイレ行った?」「oui.」
ハーブティーを持ってきては「トイレ行った?」「oui.」


5・6回同じ質問に答えた気がするdespair カルテに“トイレ済み”とか、書かないんだよねー。書いてても見ないんだよねー。


その日、CURRYが帰った後、夕方くらいからやっと麻酔が切れたようで、目が覚めてきた。
夕方に執刀医だったDr.TURRINが顔を出してくれる。
ニヤリと笑う口元がどうもいやらしい感じだと、面談の時は友達と話ていたのに、なぜか無事手術が終わるとその笑顔が優しそうに見える。不思議なもんだ。
「手術はスムーズに終わったよ。」と言ってくださり、ホッとした。
もうその時は「Merci」しか口から出ない。
でもその時すでに歩いてトイレに行き、話辛いけれど声が出て、水も飲める私は、「ああ、本当に軽い手術だったんだ。」と実感した。


早速夕食も、ヨーグルトとフルーツのコンポート(すりおろし)だけれど、食べることができた。


なんだか不思議な一日でした。





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日記」カテゴリの記事

コメント

無事に終わってよかったね!!
まさかそこで手術とは!

ほんと アンバランスな国フランス。
医療の技術はいいらしいね☆連絡網はまるで駄目やけど 笑

バイオ系の会社に勤めている友達が、うちの会社はフランスにも事務所が
あるんだよ!と言っていたのを思い出した。

意外と医療系は発達してるんだね。
そういうところで手術を受けることができて、よかったね。

それにしても、あのエレベータとかどうにかなりませんか?といつも思うけれど、
そのギャップが凄いわー。

ちょっとー、びっくりしたよーcoldsweats02
入院に手術って、大変だったねー。
術後って凄く喉が渇くんだよね。でも、ちゃっちゃと飲ませてくれない。
私も喉が渇きすぎて死ぬかと思ったもん。
でも意外と病院の対応も良かったようで安心した。
なんだか離れてから時間が経ったんだなと今実感しちゃったweep
来年こそは行けるようにお金貯めなきゃup

@ともこ人さん
そうなの。医療は良いんだって。特にマルセイユの病院は凄くいいんだって。
なので、安心して入院で来たんだけどさーー、笑っちゃうくらい連絡網ができてないよね。さすがマルセイユ。さすがフランスだよ。
でもそんなことを楽しめるくらい余裕があったの。それも良かったって思った。

@angelique tomokoちゃん
そうなの。フランスの医療は進んでるから、って日本の医師の話も聞いていたので、今回、安心して任せられた。
古いものを残す=アナログ、になってしまうのは仕方ないかな?って思っていたけど、その中間って言うのは、こっちにはないよね。
ものすごく最先端なものがあったりして、「え?こんなのフランスにあるの?」って思っちゃうこともあるよ。
日本は何でも新しいけど、それより進んでいたりするからねー。不思議だよ~。

@ぐんさん
そうなの。なんだか色んな人に連絡する間もなく、手術が決まって、手術前に色々話しちゃうと、自分の緊張感が緩んでしまう気もして、事後報告になりました。

本当にこっちに来て、長くなってきたんだって気がする。
去年の今頃はまだ「来たばっかりなんです」が言い訳に出来たけど、それが出来なくなってきたよ。いい加減、もう少し話せるようにならないと・・・なんだけど。
私たちよりあとにマルセイユに越してきましたって日本人も何人かいるしねぇ。
いつまでも新米気分じゃいられないくなっちゃったわー。
ひとまずは10月に会いましょう~。

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